ごあいさつ
中学生の頃、祖父にカメラの使い方と、写真の楽しさを伝えてもらってから、写真を撮り続けて40年以上が過ぎました。
その間に、カメラはフィルムからデジタルになり、とても身近なものになりました。
だけど、その一方、36枚どりのフィルムで一枚一枚を大切に撮っていた、あの頃の気持ちを今でも忘れることができません。
それは、「フィルムがよかった」、ということではなく、現代の写真が「消耗品」になってしまったことへの憂いな気がします。
スマホとSNSがそうしてしまった、そんな気がします。
SNSでの写真は、ほぼ消耗品です。
人に見せて「いいね」をもらったら、どんどん過去へと流されていく。
たくさんのひとが「いいね」をもらうために出かけて、「いいね」をもらったら、もうその写真は忘れられていく。
写真を楽しむ人が増えたことはよいことですが、少し寂しい気がしています。
私にとっての写真は、「自分が生きた道の瞬間を切り取ったもの」です。
その写真が存在することによって、その時の思い出が広がっていく。
言わば写真は、「記憶を呼び起こすための鍵」なんだと思います。
職業カメラマンですので、多くのご家族を撮影しますが、その写真たちは「お客様の記憶」なだけでなく、わたしにとっても「お客様との時間の記憶」なのです。
人生の長い道のりの中で、写真という鍵を、その途中途中に置いていく。
私にとっての写真はそういうものなのです。
だから、「家族と一緒の時間」、「身近にある自然」、「旅先の光景」など、人生の通過点を大切に残したい。みなさまにも残してほしいと思います。
現在はカメラがとっても進化して、もう誰でもきれいに写真を撮れる時代になりました。
10年くらい前のカメラでも、十分にお仕事レベルの写真が撮れるんですよ。
そんな恵まれた時代なのですから、自分の人生の道のりの記憶を、自分で写真として残してみませんか。
そのお手伝いをさせていただければ、一人の写真好きとしてうれしいです。
みなさまが撮るお手伝い、みなさまを撮るお手伝い。
どちらも大切に、写真として残すお手伝いをさせていただきます。
略歴
もうすぐ子育てを終えつつある、二人の娘の父親です。
- 理科好き、自然好きは幼少期からです。
- 高専で電気工学を学び、進路変更した大学で海洋学を学びました。
- その後エンジニアとして働きましたが、気がつけばフリーランスカメラマンに。
- 子どものことをきちんと知りたくて、保育士資格・放課後児童支援員資格を取得しました。
- 安全配慮のために、赤十字救急法救急員を取得しました。
というような、こだわりだすと止まらないタイプです。笑


