ホームページをリニューアルしました

 ホームページをリニューアルしました。

 フリーカメマンとなってから15年が過ぎ、髪は真っ白になり、子供たちと少し走ると息があがるようになりました。
 初めの頃に撮影させていただいたお子様は、もうすっかり大きくなられておられるので、当然のことですよね。

 そんな年齢による衰えのため、撮影を減らすことにしました。
 一回一回の撮影のクォリティを保つため、ご理解をお願いいたします。

 ホームページリニューアルにあたり、初心を忘れないように、以前のブログの初めての投稿を再掲載します。

この投稿は10年以上前、フリーのカメラマンになって間もない頃に書いたブログの投稿です。
あれから1000組以上のご家族を撮影させていただきました。
たくさんの、ポスターや教科書の写真のご依頼等もいただくようになりました。
だけど、家族写真に対するこの思いは、今でも全く変わりません。
ずっと忘れることがないよう、最初の投稿に固定します。


 CMで「モノより思い出」というキャッチコピーがありました。
 子供の小さいときはあっと言う間に過ぎて行きますので、家族にとってはまさにそのとおりです。

 初めてのブログは家族写真のカメラマンとして、子供を持つ親の立場として、家族写真について思うことです。

家族にとっての写真

 写真があると、記憶を鮮やかにすることができます。
 普段からちょこちょこと写真を撮っていると、記憶が薄れていても「こんなことあったよね」と思い出すことができます。
 家族の写真は、思い出をたどるための道しるべのようなものでしょう。
 だから、ご家族の、お子様の写真大切に残してください。(^^)

写真より思い出

 写真はより深い思い出があるから見たくなります。
 儀式的に撮られた集合写真などで、見返すこともないものありませんか?
 だから今しかない瞬間を楽しんでください。
 思い出がいちばん大切。写真はそれから。
 思い出がついてこない写真は「記憶」じゃなくてただの「記録」になってしまいます。

「いい写真」って?

 いい写真ってなんでしょう?
 「記録としての写真」なら「鮮明に写っている」ことかもしれません。
 でも家族にとっての写真は違うと思います。

 家族や子供の写真で「いいな」と思うのは「心を動かされる」写真ではないでしょうか。
 ちょっとぐらいピントが合ってなくても、構図がイマイチでも、大切な時間を思い出せる写真はいい写真だと思います。

 たとえば・・・(だけどホントの話です)
 私のお尻のどアップの写真があります。ただのおっさんの尻の写真です。それもピンぼけの。(笑)
 それは、下の娘が「あたしカメラマンねん!」と言って激写してくれたもの。 娘はちいさいので目線がわたしのお尻の高さ。(^^;

 でもこの写真一枚で、私の家族は「カメラマンごっこ」をしたその時間を思い出すことができます。「ピンぼけのおっさんの尻の写真」一枚で、楽しい気持ちになるのです。(笑)

 クオリティという点では何の価値もありませんが、私にとっては大切な一枚です。
ひとによって価値観はいろいろ。
 きれいに撮れている写真はもちろんいいですが、そうでなくてもいい写真はあります。それが自分の子供ならなおさらに・・・

いつもの時間を大切に

 お子様といっぱい遊んで、そのついでに画質も構図も気にせずに、気軽に写真を撮りましょう。
 遊ぶことが楽しすぎて写真を撮ることを忘れても、思い出が残るからそれでいい。
撮られるのも見るのも家族。自分たちのための写真です。

 職業カメラマンはクオリティも大切ですが、ご家庭なら気にしない気にしない。(*^-^*)
 ご家族の写真撮影でいちばん大切なこと「家族の楽しい時間」をいちばん持ってるパパとママは、絶対に子供にとって最強のカメラマンです。

 家族の写真は、年月を過ぎるとともに価値を増します。

 思い出と一緒に写真を残してください。

 もしみんなで写った写真を残すなら、その時はこちらにお声がけくださるとうれしいです。(*^^*)

「パパママのために今しかないお子様の姿を。未来のお子様のために私はこんなに愛されてきたんだ』と感じる写真を。」

 その思いを強く持ちながら、撮影させて頂きます。

娘が小さかった頃に書いた投稿ですが、もうすっかり大きくなり、もう子育てを終えつつあります。
本当にこどもたちが小さい時間は一瞬です。
お父さまお母さま、いつもの時間は特別な時間です。大切にお過ごしください。


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