シャッターを切ることは、結果でしかない

 第1章でマインドを整え、第2章で信頼を築きました。いよいよここからは「撮影」の話に入ります。  ですが、最初にお伝えしておきたいのは、カメラの設定を覚えることだけがプロの技術ではない、ということです。

 プロとアマチュアの差は、シャッターを切る「前」と「後」にあります。  現場の光をどう読み、どうお客様の心を解きほぐし、どうやって一冊の物語として編み上げるか。この章では、私が15年の現場で磨いてきた「撮影実務のすべて」をお話しします。

この章で目指すゴール

 ただ綺麗な写真を撮るのではなく、お客様が数年後に見返したときに「あの日の空気感や、家族の体温まで思い出せる写真」を届けること。

 そのためには、カメラを操作する「作業者」ではなく、現場をプロデュースする「表現者」としての視点が必要になります。

 そのためにも、カメラの操作は歩くのと同じくらい自然にできるようになっておいてください。

詳細ページ

 プロとして現場を完遂するための具体的なステップを、以下の5つのページで解説します。

[「光」を読み、現場のポテンシャルを引き出す] ロケハンは撮影の50%を占めます。その場所で、その時間にしかない「最高の光」を見つけるためのプロの眼差し。

[「型」があるからこそ引き立つ記念撮影] 集合写真はご家族にとっての「一生モノ」です。着物の乱れから立ち位置まで、全員を美しく整えるプロの整頓術。

[お客様を「モデル」にしない自然体の引き出し方] 必要なのは指示ではなく「会話」です。家族の笑顔や優しい表情を自然に誘い出すための、言葉掛けの技術。

[物語を紡ぐバリエーションの作り方] アップ、引き、小物、そして足元。ただ枚数を撮るのではなく、一冊のアルバムが見えてくるような構図の組み立て方。

[写真は「届ける」までがプロの仕事] セレクト、編集、そしてお届け。撮って終わりではありません。お客様の「宝物」を完成させる最終工程へのこだわり。


あなたにしか撮れない1枚を、確信を持って撮るために

 技術は、あなたの「思いやり」を形にするための道具にすぎません。  ですが、その道具を使いこなせなければ、届けたい感動も届きません。    一つひとつの工程を丁寧になぞりながら、あなた独自のスタイルを築き上げるヒントにしてください。

現場で迷わない「撮影の軸」を身につけたい方へ

本や動画では学べない、刻一刻と変わる現場での判断力。 実践研修では、私の隣で実際に光を読み、お客様と対話をイメージしながら、プロの「撮り方」を体感していただきます。

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