「 写真の撮り方 」一覧

赤ちゃんの写真を撮るにはミラーレス?一眼レフ?

 家族写真の出張撮影にお伺いさせて頂くと、撮影時にカメラについての質問を受けるときがしばしばあります。
 家族写真のカメラマンとして、子供を持つ親として両方の視点から、少しずつになりますが、今までに頂いた質問をまとめていこうと思います。

 まずは「ミラーレス」か従来の「一眼レフ」のどちらがいいのかから。
 サイズ・重量などはこれらの分類よりも機種によるものが大きいので、ここではふれません。
 



ミラーレスのメリット・デメリット

まずはミラーレスカメラのメリットから。

  • 明るさなど、写真としての最終結果が撮影前に確認できる

これにつきます。

従来の一眼レフは実際の被写体をそのまま見ていますが、ミラーレスはセンサーを通した画像を見ます。
ということは、明るさなどを調整した時、調整結果を撮影前に確認できるということ。

「写真」の構成要素として「明るさ」はとても大きいです。
だけど、従来の一眼レフでの明るさ調整は「経験に基づく」か「撮影後確認して再調整」するしかありません。

逆光の撮影で「背景は明るいけど人物は真っ暗」といったありがちなミスが、ミラーレスなら撮影前にわかります。
わかっていれば明るく補正したり、フラッシュを使ったりと事前に判断できますよね。

つぎにデメリット。

  • 動作が遅いものが多い
  • バッテリーの持ちが良くないものがおおい

Nikon、Canonなどの一眼レフをさわっていると、ミラーレスカメラは、起動、補正、設定など、いろいろな操作がもっさりしていると感じます。
だけどここ数年でかなり改善しているので、気にならなくなるのももうすぐかな。^^

一眼レフのメリット・デメリット

まずはメリットから

  • 信頼性
  • 速射性
  • 官能性

仕事として使うと、信頼できるということは最優先です。
特に、子供と一緒に自然の中での撮影をメインにすると、あまり華奢なカメラは使えません。(極端な自然の中での撮影よりはマシですが、スタジオやウェディング撮影と比較すると、公園や海辺といった状況はコンディションよくないです・・・)

撮りたい瞬間、すぐに撮影できることも赤ちゃんや子供の写真では重要です。
いい表情ってすぐに終わってしまいますよね。^^;
だから、絞りやシャッター速度、ISOの設定、露出補正などタイムラグなしに変更できることはありがたいです。

またファインダーを通して生の被写体を見るというのは、当たり前ですが自然な感覚です。ミラーレスのファインダーを使った後に使うと「やっぱり一眼レフだな」と感じます。
曖昧な表現になりますが、撮影していて気持ちいいのです。ストレスがありません。

つぎにデメリットです。

  • 経験値に頼るものが多い

カメラ初心者の方にとっての一番のデメリットはこれじゃないかと思います。
撮影して結果を見るまでなにもわからない。
結果を見ても、さてどうすればよいのかわからない・・・
こういった点からあとからPhotoshopなどでさわるのが苦にならない人向けかなと思います。

プロカメラマンはファインダーを覗いている時に、すでに仕上がりの絵が頭の中でできています。そのために必要な補正は経験値で導き出します。試写して足りなければ、次どうすれば良いかがすぐに判断できます。
これらはどんな方でも慣れると大丈夫だと思います。だけど、それまでにたくさんの時間が必要です。

ミラーレス・一眼のオートフォーカス

上記以外によく言われるのがオートフォーカス(以下AF)の差です。
数年前ぐらいですと圧倒的に一眼レフ優秀でしたが、技術の進歩でミラーレスもとても早くなっています。

現在は、遅い一眼レフより早いミラーレスの方が圧倒的に早いです。^^
ここまでくると「ミラーレスと一眼レフのAF」というより「各機種とレンズのAF」で考えるべきだと思います。
気をつけて欲しいのは「レンズ」とセットで見るということ。
同じ本体でもレンズによってAF速度は全然違います。こちらについてはまた機会を作って述べます。

赤ちゃん・子供写真にはミラーレス?一眼レフ?

ミラーレス・・・ほとんどの方にはこちらをお勧めします。

ただしファインダーがついているものです。赤ちゃんの時には背面モニターを見ながらゆっくり撮れますが、子供達の成長は早いです。
2歳になる頃にはもう背面モニターでの撮影は難しくなります。動き回る被写体にはファインダーがあるほうが断然楽です。^^

ミラーレスなので撮影は微妙なタイムラグがありますが、補正などを済ませておけば、小学校の運動会でも大丈夫です。
(設定を変えるとモニタへの反映に時間がかかります。コンマ数秒くらいですがそこが大切なので・・・AFは機種・レンズを選べば十分です。)
レンズも含めるとトータルでコンパクトになるのも魅力です。

一眼レフ・・・瞬間にとことんこだわりたいひとに

画質はもうミラーレスと差がありません。
一眼レフを選ぶ最大のメリットは「瞬間を切り取る能力」です。
補正などは経験を積むことでおおよそわかるようになります。

写真にとって、特に子供写真においては「瞬間」というのは大切な要素です。瞬間、シャッターチャンスを大切にする方には、従来の一眼レフはまだまだ魅力的です。
動き回る子供達も素敵な表情、のこしたいですから・・・^^

親子の写真
走ってきてお母さんに飛びついた瞬間。
抱き合う親子
ふれあいの時間の中で。

まとめ

ここまでお読みいただいている方は、スマホの写真では満足できない方と思います。
スマホもかなりよくなっていますが、プリントしたり、子供達の自然な姿を撮影しようとするとまだまだです。

一眼レフ、ミラーレス、どちらを選んでも通常は十分だと思います。
一度使い始めたら、あまり他の機種は目に入れずに使い込んでください。メーカー、機種により良いところも悪いところもありますので。

選択の際に覚えておいて頂きたいのは、持ち出す気になるサイズ・重量のカメラです。

「え?そこ?」と笑われそうですが、親としての我が身で考えると一番大切かもと思います。
仕事での撮影だと5kgの機材が大丈夫でも、家族の時間だと1kgがつらい。(笑)

購入時は気合が入ってますから「全然大丈夫」と思っていても、やっぱり面倒になって「ああ、今カメラ持っていれば・・・」というシーンきっと出てきます。
持ってないカメラでは写真が撮れませんから。^^;

カメラの購入時にはよーくお選びになって、小さな子供たちの時間をのこしてあげてください。
しっかり意識して写真を撮り始めると、今まで見えていなかった子供たちの表情がもっと見えてくると思います。

そうそう。最初のお子様だけでなく、お二人目もいっぱいのこしてあげてくださいね。(うちは二人目が少なくて・・・ごめんなさい。経験談です。)

最後に・・・
お子様だけの写真はパパママでがんばって撮影してください。
神戸近郊にお住いの方で、ご家族みんなの写真は、よろしければご依頼を頂けますと幸いです・・・
いつものように最後ちょっと宣伝でした。^^;

親子・家族の写真ってとてもいいです。
お子様が成長なさった時、自分が小さな時の写真を見ると、お父さんやお母さんの幸せな表情がとてもうれしいと思います。
私は「子供達が主役の家族写真」を残したい。

今しかない時間、大切にしてくださいね。(*^^*)





撮影の距離【出張撮影日記vol.41】

「めっちゃ動いて撮るんですね!」

初めてのお客様がちょくちょくおっしゃられる言葉です。
実はもうひとつ違うところがあります。

「距離がめっちゃ近い」んです。(^^;
お子様でも手が届くくらい。こんな感じで!

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なんてかわいい!(*^^*)

たまに公園で同業者さんに遭遇するのですが、ほとんどの場合、中〜望遠レンズで、結構距離をおいて撮影されています。
「ポートレートは中望遠レンズ」は私が10代のころからの定石で、ずっと以前からそうなのでしょう。

私はほとんどの場合、近い距離から撮り始めます。
それは、このカメラを持ったおっちゃんは「怪しくないよ」とお子様に早く理解して頂くためです。(笑&本気)
(もちろん、とっても恥ずかしがり屋さんで泣きそうだったりしたら、距離を取って始めます。)

お子様の様子を見ながら、近くで撮って、ちょっと距離を置いて、また近づいて・・・
徐々に馴染んでもらいます。(^^)
(この段階で10〜20分くらいはかかります。うちのナチュラル系の家族写真のプランで他社さんのように短いものがないのはこのためです。)

仲良くなって、お子様達に「このおっちゃん怪しくない」と思って頂ければ、こちらもほっと一息です。(^^;

こうなってから、私が距離を置くと、お子様にとって私の存在は無になります。
その時間は、ご家族だけの時間。この回のブログのように・・・
この時間のなんといいこと!!!(*^^*)

近くで撮影できるようになると、望遠では撮ることが難しい、上からや見上げるような構図で撮ることができます。
上からだと・・・

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子供達が遠く見上げている視線って、「未来」みたいな言葉が浮かんできます。私だけ・・・?(^^;

ちなみにこの瞬間、私はめっちゃ近くにいるんですけどいないのと同じ。理想です。(^^)

それから次は見上げるように・・・こちらは以前トップページで紹介させて頂きました。

0001

お二人の笑顔がたまらないくらい素敵です。(*^-^*)
ああ、なんていい仕事だ!!(笑)

写真屋さんですから、カメラやレンズを選択・設定し、写真として残す技術は大切です。
だけど、リラックスした時間を作ることもカメラマンとして大切なことだと思います。

100点満点は永遠に出ないかも知れませんががんばります!
素敵なご家族のみなさまにお会いできますように!!(*^^*)


子供撮影あるある – たかいたかーい!【出張撮影日記vol.39】

『たかいたか〜い!』

ご家族の撮影をさせて頂いているとよくあるシーンです。
お子様も、親御さんもいつも素敵な表情。(*^^*)
だからぜひみなさんも撮ってみてください。

この1枚前では木の左におられるお父様との全員カットでした。
お嬢様がいい笑顔でしたので、アップでの狙い始めに風景を入れて・・・の写真です。

赤ちゃんとお母さん1

するとお母様がたかいたかいを!(^^)
あわててピントを取りに行きます。

構図はまだずれてますし、空が入ってきたので、人物の露出がアンダー気味・・・(^^;

赤ちゃんとお母さん2

露出を補正、構図を取り直して、2回目のたかいたかいで・・・
レンズが望遠側いっぱいでこれ以上アップにできない!
だから移動したい!でも移動してると終わっちゃう!(笑)

赤ちゃんとお母さん3

お嬢様着地地点。(^^)
構図がずれてるのはわかってたんですが、とってもいい笑顔なのでパチリ。(*^^*)

赤ちゃんとお母様4

お母様がもう1回なされる前に、お嬢様のお顔が少しでも見えるように右へ数歩、同時にカメラを縦位置に・・・

たかいたかい

とっても素敵な笑顔ですよね。(*^-^*)
後ろ姿のお母様の笑顔も伝わってきます。

もう少しアップで撮りたかったので、ほんの数歩ですが空中にいる間に前に・・・
受け止めた瞬間の、すぐ近くにいる感じが好きです。(^^)

たかいたかい2

そのまま流れで撮影・・・

赤ちゃんとお母さん

お母さんに抱っこされる赤ちゃん

0009

最後の写真で、お嬢様はお父様を見ています。
「どうだった?」って尋ねているのかも知れませんね。(*^^*)

うちでは「たかいたかい」も事前打合せなしで撮っていますので、できればみなさま3回くらいはつづけて「たかいたか〜い!」して頂けるとありがとうございますです。(^^;

ご家族で撮られる場合は「今からね」と相談してだと大丈夫だと思います。
逆光だと露出が難しいので、カメラの方が太陽に背を向けて撮ってください。

ほんの10秒程ですが、素敵な時間でした。
みなさまの「たかいたか〜い!」も撮らせてくださいね!(*^_^*)


おいしい笑顔【出張撮影日記vol.25】

子供達が食べてる時の笑顔、大好きです。

今回は、お母様手作りのサンドイッチを食べてるところ。(*^^*)

サンドイッチを食べてる子供の笑顔

めっちゃおいしそうな笑顔!!!
食べなくってもおいしいのがわかります。

こういう時は、構図のことなんて気にしないで、正面からどーん!と。(笑)

素敵な瞬間の前には、小手先のテクニックなんてどうでもいいと思うのです。(^^;

お食事中、撮らせてもらってゴメンナサイね。

素敵な笑顔をありがとう。


子供達の後ろ姿の写真【笑顔の出張撮影日記vol.18】

 子供達は成長するにつれて、ひとりで行動する範囲が広がっていきます。
 赤ちゃんのときは、パパやママに抱っこされてるのがデフォルト。(*^_^*)
 一人で歩けるようになると、ちょっとだけならひとりで歩いて・・・
 幼稚園や保育園に通園が始まると、次第にパパやママのいない環境に慣れて、どんどんひとりで・・・

 「待って!」って言っても待ってくれずに、どんどん行ってしまう光景は、少し大きなお子さんのいるご両親でしたら「あるある!(^^;」ですよね。

 スマイルミッションフォトワークスの出張撮影では、そんな時の後ろ姿も撮影します。
 今回は、今までの撮影から、子供達の後ろ姿を・・・
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パソコンで家族の写真を管理する【家族と子供写真の整理方法vol.2】

今回は「写真の保管方法」のつづきです。

前回で、家族の写真はパソコンとプリントの両方で管理・整理するのがオススメと書きました。
それは

  • パソコンは大量の画像の保存が容易
  • プリントはすぐに見られて、長期間保存が利く

という理由でした。

ですがこれらには、

  • パソコンはデータが消える可能性がある
  • パソコンで大量の画像を保管すると後から探しにくい
  • プリントを整理できずに貯まってしまう

などのデメリットもありました。
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お家でおやつの時に撮ってみる(その1)【子供写真の撮り方 vol.4】

今回から少しの間、「お気軽にご自宅でお子様の写真を撮りましょう」編です。
最初は「おやつを食べてるところ」から。
子供の写真を難しくしているのは動くからだと思います。
なのであんまり動かないおやつを食べているところだと撮りやすいでしょう。
ほぼ毎日のように同じ状況があると思いますし。(^^;
いつものナチュラルな写真は、きっといい思い出になります。 続きを読む


コンデジの基本操作【子供写真の撮り方 vol.3】

最初にコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)の超基本操作についてお話しします。

フィルムカメラはとてもシンプルな操作でしたが、近頃のコンデジはたくさん機能がついています。
じっくり撮るには便利な機能でも、一瞬の撮影では逆に邪魔になったり・・・

なのでできるだけシンプルにコンデジを活用する方法、特にパパやママが大人が一人のときに子供さんの写真を撮るのに使いやすい方法を中心にします。 続きを読む


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