私の思うナチュラルフォト その2【出張撮影日記vol.52】

 前回のその1からの続きです。

 今はカメラがデジタルになってフィルムがなくなり、データになりました。
 フィルムの時代はカメラマンの役割は撮影までだったのですが、今はそのあとの補正という作業があります。
 その補正、それに加工という作業が入ると写真は全く異なるものになります。

 もう一度、前回紹介させて頂いたお写真です。

家族写真の出張撮影

 弊社では写真は明るさや色合いなどを調整する補正までで、修正や加工はしていません。「できるだけそのときの光景に忠実に、そしてほんの少しだけ明るさや色合いの調整で、そのときの気持ちがより伝わるように」を基本としています。

 だけど、いろんな写真を見ているとやっぱり迷うんです。(^^;
 たとえば加工まで踏み込むと・・・

1.モノクロ
0001-3

 白黒の写真は、ただそれだけでも味がでますよね。
 かっちりした重い光景の方がより合うと思いますが、明るい光景でも独特の雰囲気です。

2.風合いをつけた写真

 インスタグラムの影響かもしれませんが、今こういった風合いの写真多いです。
 一枚だけ見るとインパクトがあります。小さめのプリントで写真たてに入れるときとかいいかもしれませんね。^^

 2つだけあげてみましたが、加工には様々な方法があります。
 それでいい感じになるのなら、そういった手法もありではないかと・・・迷うのです。

 だけど、私は「個性と感情を感じる」写真を撮りたいと願っています。
 よりそれらを感じる写真は、やっぱりその光景に忠実なものではないかと思います。

 10年、20年後に、もう一度その写真を見たとき、その写真の瞬間をできるだけ忠実に残したものが、一番思い出を思い出せるのではないかと。
 お子様が大きくなった頃、もう一度お父様お母様が、そしてその大きくなったお子様が、もう一度見るならその瞬間そのままの写真がいいと。

 写真には「記憶」と「記録」を残す両面があります。どちらかに偏り過ぎるのは、一度だけ見るのならいいのですが、ずっと残しておく家族写真には両面がバランスよくあるほうがいい。写真を加工するのはカメラマン側の演出。そこが大きくなりすぎるのは・・・私の写真としては違う、です。

 ・・・このエントリー、自分の迷いを消すために書いているような気がします。
 お読みくださりありがとうございます。

 誤解のないように・・・写真の加工を否定するものではありません。むしろかなり好きです。だから迷います。(^^;

 これからも、出張撮影でしか撮れない「いつもの、だけど特別な瞬間」を写真として残せるようにがんばります!! 
 どうぞよろしくお願いいたします。

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